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芸術村の庭だより「70周年、春に降る雪」

角館武家屋敷!江戸の暮らし、職、素材、究極のリサイクル世界が日本に在った。捨てる物は、何も無い。使う為に造り、使えなくなったら直し、使い切ったら土に返す。1つの品に沢山の協力。

地球に起きている事、起きて来た事。土に眠る命、樹木一本に宇宙がある。1つの命が全てに繋がる輪。全てが1つ。わらび座作品が教えてくれた大切な伝承。金次郎、ブッダ。

ホテル売店、共に70周年。作品が生まれる度、商品が生まれる。為三さん!舞台上の歌や台詞が響く。実際の暮らしにある”言葉”。言葉にならぬ思いを舞台にする芸術。

田沢湖ビールとジブリ背景画職人、秋田出身(男鹿和雄さん)トトロが地ビールを味わう。奥羽の天然水。発酵を粘り強く待つビール職人。待つ事で命が育つ。育つ命、吹く風を感じる巧。

戦後焼け野原から出発した海つばめ。失い、壊れ、喪失感の中で人間性が再生して行く。歌や踊り。本当に必要なもの。秋田は地吹雪!それでも春は来る!暖かい地面(雨水)。樹木の目覚め。地下水を吸い上げる力。祈りの冬。終わりは始まり。