芸術村の庭だより「Just do it !未来へ繋ぐ力」
角館武家屋敷!江戸を知る樹木の数々。植えた人。育てた人。”伐らなかった二代目”の時代を生きた人達。桜寿命60年。それでも柔らかい水を湛える”樹質”が自らの体内を土とし根を伸ばす。1本の樹の中で世代交代。
わらび座総務玄関前。銀杏、丸く刈り込まれた玉散らしのドウダンツツジ!銀杏は一日に三粒くらい食べると体に良い。拾って拵えて(こしらえ)昔は囲炉裏、ストーブで焼いて食べた。炎がなくなった現代。電気が消えた9年前。
紫式部!種を飛ばし集まった砂、葉、土を寝床に発芽実生!溝に発見、鉢植えに。”実生”は強い。”自分の力で発芽”した生き抜く力!江戸リサイクル文化。全て最期は土に。地球から生まれた物たち。
小劇場庭!浜茄子(はまなす)今年猛暑。夏に実が一度腐った。なのに秋の風に又”生まれ”種になろうとする。命の力!If it doesn’t break、it won’t be strong!(壊れなければ強くなれない)先達の残した”言葉”
何があろうと”季節と共に”生きる。白岩岳にも雪!初雪が早い。里に来る前に、わらび劇場プランターをパンジーに替える。庭師は庭に居る。震災を思う、世界を思う、生きとし生ける命を思う。空!空!!空!!!
投稿者:山田みき