芸術村の庭だより 「二つの国の間に生きている! 」
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角館武家屋敷!刀は、命を絶つ、戦の道具。けれど、人間は装飾する。鍔。葉の穴、その空間に美がある。”企画外”と捨て始めたのは何時からだろう?自然の造形が”美しかった”過去。用途と図案、遊び心。
シュウカイドウ。秋の花。来月9月は、”白露、立秋”。二十四節気の季節言葉は、風景を見せてくれる。自然は何も変らず、地球の一部。人間だけが特別と思えば、”ゲリラ”になる雨。災害がある度、自然を想う。
御客様から”鷺草”(さぎそう)を頂く。田圃に降り立つ”白鷺”。渡り鳥は、上空から休むに適した場所を見て降りて来る。豊かな水、食。山野草は山肌に生まれる。こんなに美しい物が溢れる地球で、憎しみ合う”人間”。
大道具スタッフアレンジのアーチと風鈴。時を経て大きな幹肌に”個性”が見えて来た木々。欅(けやき)に彩る夏蔦!ブドウ科、紅葉蔦。夏のグリーンと秋の紅葉。 猛暑を越え、庭に”秋の風景”を創造する。
ホテル売店!スタッフは、御客様に合わせ、何通りも”言葉”を使う。温かい”秋田弁”。わらび座作品”為三さん”。過去の作品は生きている。金次郎に!上田宗箇に!ダムでは無い、溜池や棚田。”農”とだけ結び付いた”英知”。
投稿者:山田みき