あきた芸術村の庭だより「生涯稽古」
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ベニシアさんが訪れて描いた武家屋敷!世界の人が日本を好きだと言う。暮らして、美しさや人の心の優しさに触れ、日本を東北をその宝が泉の様に何処にもある小さな島国を好きだと言う。青い瞳!
ビール工場長の純一さんが遊歩道の雪を飛ばす。朝一番(雪国の仕事)は除雪。自然が体を鍛え、美しい空気を肺に吸い込み、生きている事を全身に感じさせる。わらび座74周年、何度でも考える。
庭師冬の技(雪吊り)!重い雪を数か月支え樹木を守り、その風景さえ趣を出す。藁を綯い縄が生まれた(荒縄)を束ねて重力を考え対に放射状に結んで行く。この縄はもう10年。乾かし収納し補修し。
創立記念日!社員食堂が在った時代。貧しい中にも、その日はワインで祝った。名残の祝い。みろ君の母さんが赤いバラを!38年前、31期卒業公演。あれからずっと優しい眼差しは変わらない。
冬季剪定。未来の樹形(子供たちが遊ぶ庭!)光を入れ、伐った枝は土に返して行く。庭師の道具。傍にいつもわらび座の皆が。わらび座の在る芸術村。人が宝!村は家族!頂いた御金、御客様を想う。