【受賞】わらび座大道具・宮本博司 第2回伊藤熹朔記念賞を受賞!
ミュージカル「火の鳥-鳳凰編-」(2008)
一般社団法人 日本舞台美術家協会の第2回伊藤熹朔記念賞でわらび座大道具の宮本博司が「特別賞」を受賞しました。
選出理由(公式リリースより)
雪深い仙北の地、東日本大震災、コロナによる上演動員等の演劇環境の大変厳しい中、大道具製作部門の棟梁として数多くの道具製作・背景表現を製作指導し、若手の育成を担っておられる。舞台装置の完成度を高める努力に敬意を抱くと同時に、地域の舞台創作において頼もしい人故に特別賞を贈るに相応しい人材と考える。
《宮本博司 略歴》
兵庫県出身。1971年生まれ。兵庫工業高校デザイン科卒。
1990年株式会社宝塚舞台に入社。宝塚歌劇団の舞台装置製作を担当。2000年退社。
2000年劇団わらび座(当時株式会社わらび座)に入社。以降、わらび座舞台部に所属し、わらび座および坊っちゃん劇場の舞台作品の装置製作に長年従事。美術プランナーとしての仕事や後進育成にもあたり、現在に至る。
主な作品 ( )内は美術プランナー
2001年「アテルイ」(朝倉摂)
2004年「銀河鉄道の夜」(朝倉摂)
2005年「百婆」(石井強司)
2006年「義経」(石井強司)
2007年「小野小町」(朝倉摂)
2008年「火の鳥」(妹尾河童)
2009年「鶴姫伝説」(土屋茂昭)
2010年「アトム」(金井勇一郎)
2011年「おもひでぽろぽろ」(松井るみ)
2012年「幕末ガ-ル」(金井勇一郎)
2013年「ブッダ」(松井るみ)
2014年「ジュリアおたあ」(横田あつみ)
2015年「為三さん!」(石原敬)
2016年「ハルらんらん♪」(横田あつみ)
2017年「ジパング青春記」(金井勇一郎)
2018年「松浦武四郎」(宮本博司)
2019年「茶の夢」(土屋茂昭)
2020年「空!空!!空!!!」(宮本博司)
2021年「北斎マンガ」(高橋知佐)
2022年「ゴホン!といえば」(宮本博司)
2023年「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アキタ」(高橋知佐)
2024年「ジャングル大帝レオ」(土屋茂昭)
ミュージカル「銀河鉄道の夜」(2004)
ミュージカル「げんない」(2014)
ミュージカル「ジャングル大帝レオ」(2024)