あきた芸術村の庭だより「待つ時間、優しさ」
角館武家屋敷!お向かい(恵家さん)。時代の移り変わり。薪、炭が燃料だった時代。ガス、電気へ。速さ。げんない(エレキテル)。何もかも便利?だと消えてしまうもの。土鍋のご飯の味。”火加減”
小劇場(旧記念館)庭。夏椿(姫沙羅)沙羅の木。椿の形と似ているけれど、花びらが刻みがあり、それは沙羅の木に似る。(祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き在り”沙羅双樹”の花の色)釈迦の心。
東屋中央広場。鉄楓。花は簪の様に(かんざし)房となる。緑の中の”黄色い”花。白い花の季節が終わり、薔薇の季節が来る。(寒さの夏)宮沢賢治。夏の20度(それでも土に育つものは在る)金次郎!
1週間ほどで終わる花。1か月咲き続ける花。それぞれの特性。小劇場庭。ハマナス。花びらや実はジャムやお茶にもなる。漢方でも在るし”人間”は沢山の物に命を守られ生きて来た。
劇場プランターも”春”から夏へ秋へ!寒さの好きなパンジー。暑い夏に強いマリーゴールド。皆故郷や特性が違う。それが分かれば咲かせ方も分かる。相手を知る。角度を変えて見る。優しさと強さ。