あきた芸術村の庭だより「地球の循環」
角館武家屋敷!薬研(やげん)野の草や根を刻む、乾燥させる、煎じる。何を組み合わせると痛みが取れる?熱が下がる?毒を外へ出せる?1つ1つが具体的で意味がある。繊細で根気のいる仕事。仁術。愛!
地元灯油配達業者さんからもミカンが。(元気で頑張りましょう!)お礼を言うと明るい声。ずっと地域の沢山の業者さんと共にある。わらび座”北斎”の野の花。小さな虫、不思議な美しい色。それを写し取れたら!人生の旅。
東屋の庭!わらび座大道具さんが子供たちと作ったアーチ。1つのトンネル。何度も何度もトンネルを抜ける。その向こうに輝きが見えるから。アーチを1つ潜るとユリノキ!角館に宮沢賢治縁(ゆかり)の100年木がある。
中央広場、コロナ休業で生まれたログ。ビオトープ水車。2つが組み合わさると”セロ弾きのゴーシュ”の水車小屋が蘇る。水は無いけど水が見える、音はしないけど音が聞こえる。ネズミのお母さんの子守歌。
お正月を待つ小劇場。雪はドンドン雨交じり、重くなり、その重量で囲いも潰れる。(よく見て試し考える)。天の魂!壊れても壊れても直す力。大地は生命に満ち、静かに降りる雪に手を合わせる。イランカラプテ!ありがとう。