あきた芸術村の庭だより「何度でも何度でも」
角館武家屋敷!節句玩具より(三本の矢)一人の力は小さい、二人の知恵を合せる。三人目のアイデアを聴く。三本になった時、奇跡が起きる。今日は、わらび座”一般社団法人”総会。(本当の再生)。
ついに里雪。囲いの中、(和枝の薔薇)お母さん薔薇は咲き終わり小さな二つの蕾。お兄ちゃんも咲き終わる。弟の薔薇。雪の中色を放つ。いつもは無い、もう一つの蕾、隣には”アンネの薔薇”
総務玄関生け花。出勤するとハッと息をのむ。(奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声聞く時ぞ、秋は哀しき)万葉の歌。故三上満先生が話してくれた。哀しは、愛しいの意味だと。泣くは想う事なのだと。
山の紅葉が地面の紅葉に代わる。時に初雪と重なり、美しい風景に出会う。冷たい雪は来年を約束する(命の水)間違ったって良い、分かったふりはしない。何度でも何度でも聴く、学ぶ、一筋の道。
ホテル前庭野村楓(のむらかえで)紫だった葉が深紅に。劇場の屋根に青年工員が何人も横這いしながら作業している。萩刈りを黙々やる庭師でも冷たい風に疲労する。厳しい斜めの現場頭が下がる。