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あきた芸術村の庭だより「江戸の暮らし、言葉」

角館武家屋敷!一升桝。五升、一斗。米を量る。古典落語”左甚五郎”神奈川の宿(竹の水仙)。宿を取った甚五郎は亭主に酒を頼む。一日”三升”の酒。単位を聴いても思い浮かばず。秒速では無い時間。

小劇場(旧記念館)庭。秋最後(和枝の薔薇)美しい蕾。下には小さな蕾が、やっぱり”二つ“付く。(コザが燃えた日)。朗読会。サンシンの童謡。一人では無い、皆で読むとリアル舞台になる。

宮城野萩が、すっかり終わったのに、桜の木の下で白花萩が惜しむ様に咲き続けている。名残。時間泥棒と言う言葉。星を見て、野に舞う落葉を見る時間。御金じゃない空間、宮澤賢治から100年。

中央広場ユリノキの紅葉(黄葉)隣の椛は未だ緑色。紅葉の最後は赤。今紫色に在る野村楓は深紅に変わる。色んな木が在って色んな性質、原産国の違い。1つの庭に集まり生きる。皆違うから美しい!

真弓こんなに美しい年も初めて。何故か初夏に成ると、この木にしか着かない真弓蛾が糸を張り子を育てる。葉を全部食べる程の大食。一匹も来なかった。空と地べたを見る。宇宙と地球を考える。