あきた芸術村の庭だより「大暑過ぎて」
角館武家屋敷!御隣の町なのに中々訪れる機会が無い。樹木講座で巨樹を尋ねた”街並みと樹や庭”が遺されて来た町。特徴的なのが(塀を木の為に切って在る)事。それもデザイン。文化財の重み。
雨の度、草がグンと伸びる(元気だなあ!)ヒグラシの囁き。山百合満開ホテル前庭。何とか下草を刈り、坪木を玉に造り上げる。主役は純白の百合!如何に魅せるか?只ひたすらに刈込み、草を取る。
ブルーベリーの摘み取りもあっという間に終了!工芸館ショップから下る経路に咲くグラジオラス。アヤメ科、グラジオラス属。名前は古代ローマ、グラティウス(剣)から。根は薬。明治時代渡来。
ドレスの様な花!”植えた事”も忘れて仕舞う庭師の仕事。広大な敷地。沢山の庭。飛び回っても毎日毎日終わらない。花の動きに励まされ優先順位と確実な作業を進める。花言葉(忘却)カレルチャペック
造園の仕事に成って21年。沢山シルバースタッフに学んだ。コロナ倒産で一人になった。思い出しながらやって見る。流枝(なげし)の五葉松。松は造園剪定部門で最も高度。見える!何をするべきか。