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あきた芸術村の庭だより「小雪!冬が来る」

角館武家屋敷!13代目若当主。板塀に生える最後の椛(もみじ)。”わらび劇場”でいつも涙ぐんで観てくれた。大きな江戸のモミの木。”茅葺屋根”も若頭に引き継がれた。皆友だち。ワンス届ける。

武家屋敷は楓を生垣アレンジ。入口から”別世界”。わらび座”ゆぽぽ日本庭園”!白の玉砂利枯山水。落ち葉、石を動かさない様そっと寄せる。皐月にも杭を打ち少しずつ縄かけ。杭は舞台セットリサイクル。

枯山水の流れに積もった黄色と茶色の落葉。緑は初夏に咲く(ギンパイソウ銀盃草)日本の美!石を川の流れや澱みに例える。作り手、観る人の想像力。仕事はコミュニティの場。人の数だけ彩が在る。

満天星躑躅(どうだんつつじ)は玉造り、紅い低木はブルーベリー。緑の皐月は夏の彩。様々な落葉が築山に積もる。落ち葉、雨、雪。土に”成る”。アニメーションで観た物が目の前に在る。小雪!

人間の仕事!相手を知る。里山から(間引き菜)が届く。ラーメンに、お浸しに。土から上がりたての野菜はシャキシャキ美味しい。(山が台所~)ワンスの歌が蘇る。種から発芽し育つ命の力。土!