あきた芸術村の庭だより「霜降!扉何度でも」
角館武家屋敷!陣羽織、海と龍。自然と人間。アイヌのチャランケ(熊の分とキツネの分、人間の分は少しだけ)モンゴルの狼と森林。”皆が暮らす”為に森を守る人間。響き渡る歌声!排除は無い。
わらび座歴史ミュージアム(旧田沢湖ビールさくらホール)市民ミュージカルを全国に手掛ける演出(栗城宏)。小劇場数々の名作。”市民が演じる”事。その土地の言葉、感情は本物。間合い。賢治!
ミュージアム壁面展示。”秋田の作品”がこんなにも!70年の歴史。神代地域に根差し、作品を掘り起こし続ける。作品の声。今を生きる知恵。悲しみも苦しみも喜びも。現代に何度でも煌めく”作品”。
二十四節季(霜降)霜が降りる頃。三日前の冷気、今日の高温。わらび劇場プランターを寒さに強いパンジーに変えて行く。ワンス陰陽師(それが仕事だから)それでも道を探す。庭を歩く優しい声。
時折降る雨。空から”天使の梯子”。保育の子供たち、社内のパソコン、沢山の人たちを優しい眼で見つめた人。ペギー葉山さん。民さん。その慈しみを忘れない。重い扉を何度でも開けよう!未来へ。