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あきた芸術村の庭だより「白露へ!ワンス」

角館武家屋敷!今年も祭りが始まる。正面は殿様の御門。この時だけ開かれる。同じようで同じじゃない。人間が繰り返す歴史も”知らない”真実がある。探して見つけよう、そこに”優しさ”。知性

83歳になったおやじさん(原太郎)を祝い植えられたブナ。小島会長が山から真っすぐに伸びた小さな苗木を掘り出した。あれから30数年。樹は災害や温暖化、倒産や民事再生を一緒に見つめる。

暑いなんてもんじゃない、凄い熱射の日々。滝の様に流れる汗。工夫を凝らし作業を進めた。久しぶりに台風が雨を運んだ。木々や焦げた山に霧のベールが労わるように架かる。アップルミント。露草。

ホテル前枯山水縮小庭園。季節ごとの御客様をその時々の顔で迎える。若者が丁寧に刈り込む玉造の石組み。松、イチイ、針葉樹系が暑さと雨の無さ、そのアンバランスに悲鳴を上げた。樹の声を聴く。

冬に雪を解かす融雪水の通り。最近は30℃を越したこのロータリーに打ち水として流される。老朽化はここも。管が錆び、目が詰まる。大噴水。庭を集めた木や草や土や砂利で側道に造る。生かす。