あきた芸術村の庭だより「絶えぬ努力」
角館武家屋敷!医術秤(薬剤の調合)微細な薬効。小さな努力の積み重ね。辛抱強く続ける事。いつの世も苦しみ痛み。薬草か?毒草か?熟知する。諦めぬ事。仁術。ナイチンゲールの心。
コロナが始まって生まれた里山水車ビオトープ。今年も汲み上げられる水にカワニナやエビがやって来る。水車の回る傍に、ひまわりや芝桜の苗。里山を描く”花の図面”自動的に水が掛けられる。
大道具入口は、かつての舞台セットが壁いっぱい!井口あくり、ドクトルイネ。棟梁が庭の墨田の花火(ブルー)を植えてすっかり場所に根付きました。回り盆の応用”水車”全て、ここから生まれる!
第二稽古場前。研究生が植えたコスモス。メキシコ原産。秋桜。倒れてもそこから又立ち上がり咲く。花言葉は”秩序”。魂の叫び。人の優しさ、思いやり、労り。人間も地球の一部。
毎年心配するアンネの薔薇が、小さく咲いた。悲しい日。一日で咲き終わる。地球の温暖化。寒い春。猛暑の夏。山も木々も超えて行く。1つ1つの命が精一杯生きている。