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あきた芸術村の庭だより「宇宙の微塵!」

角館武家屋敷!暮らし展示。生活が時代と共に変化。変わらぬもの。自然!四季!降り続ける雪。大きな機械が無ければ雪を踏む(踏み俵)今は長靴。スコップが無くても道は出来る。雪を固める知恵。遺された生活記憶遺産。

総務(旧研究所)玄関口。雪を掘り出入口を作る。その上にフワッと乗った雪。玄関の南天で”雪ウサギ”。真っ白ふわふわ!厳しい自然の向こうには来る”春”。厳しい冬を越す知恵を知る長老。伝統。扇の要。ぐらつかぬ意志。

総務玄関先コンクリは滑りやすい。火ぶりカマクラの”俵”を解く。藁は滑らない。沢釣りに行く人も草鞋(わらじ)を使う。雪で斜面になった場所は階段を彫る。皆が怪我をしない様、毎朝の作業と巡回の冬。生活と芸術。

”生け花”を切り戻し水盤に。椿が呼吸する。紅梅と石楠花。池や沢、海を想像。船配置。”木枠”が掛け軸を思わせる。アレンジするスタッフの心象。宮沢賢治”まずもろともにかがやく宇宙の微塵となりて無方の空にちらばろう”

総務を訪れるお客様、社内スタッフ。石楠花が天に向かい昇る。剪定した桜も膨らみ始める。白い花”侘助(わびすけ)”椿と茶の花が一つに成ったもの。書、花、木。金次郎と仁政(復興の鍵は人の心)。イザベラと志乃。故郷