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あきた芸術村の庭だより「一隅を照らし続ける」

角館武家屋敷!お向かい恵家(けいけ)さん。”明り取り”の窓。光は一筋ではない。真っすぐに、斜めに、太陽系は遥か昔から共にある。真実を見る。”本当に必要なものとそうで無いもの”を見抜く心眼。

総務(旧研究所)庭の大型イチイ。玉散らしに仕立てる。隣の古い梯子を支柱に登るのは、ノウゼンカズラ。花が少なくなる真夏オレンジに咲く。わらび座の70年を引き継ぎ見つめる。”足元を掘れそこに泉湧く”仲間たち。

造園休憩室窓辺に咲いたシャコバサボテン!ここを去って居った人たちから預かった命の花がある。場所や環境が変わると中々順応出来ず花になれない。隣はスペイン”ライモンさん”縁の粘土細工。先輩から頂く。歴史を繋ぐ。

温泉ゆぽぽ日本庭園。二度目の里雪!暖かさに咲いてしまったナガバユキノシタ。シベリア等寒い地方が故郷。今年もロシアから渡る白鳥の一団。秋田の豊かな田んぼ、川に春が来るまで暮らす。秋田での再生!

総務(旧研究所)庭、南天!凍り、融け、雪を被り、また今日は雨。何度も何度も繰り返す寒さと暖かさ。そして雪を蓄える凍土が出来る。目を凝らす。地吹雪を潜って来た東北の心!助け合う強さ。欺くなかれ(ブッダ)。