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あきた芸術村の庭だより「本当に必要なもの」

角館武家屋敷!医術道具。薬研(やげん)磨り潰す、切る。薬剤になる植物、木の実、枝。細かくして煎じる。使い終われば土に帰す。小さな日本列島に世界がある。雪、砂漠、海、川。天と地と暮らして来た民。同じ人間。

秋最後の紫式部。レディ紫!世界最古の女性文学者。知性。現場は御客様に直接接する。故に優しい発想、工夫が生まれる。村中にある心。どうすれば実現するか?考え、繋がり、行動する。お金に命が吹き込まれる瞬間。

わらび座里山プロジェクト!植えられたイチゴの紅葉。落ち葉を根周りに敷いてある。コロナ期間始め、絶える事無く続けて来た事。人間の仕事。そこには、いつも子供たちの笑顔、走り回る姿。自然の循環。皆生きている。

ホテル客室スタッフがホテル前の落ち葉を集めてくれた。ゆぽぽ温泉掃除スタッフが落ち葉を集めてくれた。劇場前の落ち葉も皆で集める。里山に集まった落ち葉!雪と雨と小さな微生物が腐葉土へ変えて行く時間が来る。

明桜吹奏楽とのコラボの日。御客様が”ラズベリー美味しかったです”。(わらび座合奏団)が嘗て入ったオケピットに高校生が!生の芝居にオーケストラ!新しい命が生まれた日。こんな事が出来る、過去も見る。奇跡の20年。