あきた芸術村の庭だより「北の大地、カイ」
角館武家屋敷!わらび座”げんない”登場”解体新書”の絵を描いた角館武士。200年前、日本人は歩き、秋田から江戸へ、九州へ。船や陸路、馬や牛、旅の茶屋。富嶽三十六景!北斎が残す日本の風景。北の大地に生きる。
遊歩道中ほどに秋の実を着けるカマツカ。昔はその撓り(しなり)を利用して農具や、太鼓の撥(ばち)に使われた。長い徒長枝で篭も編めるのかな。リンゴの様な果実。自然と人は友達だった。皆で分ける。
小劇場(旧記念館)庭。アオギリ(広島被爆樹の種)わらび座合奏団が語り部の方から頂いた種。今年は広島で焼け残った柿も豊作。”宗箇さあ”を思い出す。人の命,死に意味がある。巡る世界。ブッダ”殺すなかれ”
順番に咲く秋菊!同じ花でも種類は沢山。たった一つの花を大切に愛でた人、歴史が残す種。里山プロジェクト!スタッフに野の花を根から掘り上げる。球根、浅い根、横に張る根。皆生きている!大地と酸素、太陽。
田沢湖ビール庭。ヒッコリー!(ぺカン)クルミ科。北アメリカ原産。その脂肪分から”バターの木”とも呼ばれる。スモークチップで燻す、肉類と相性が良い。家具、スキー板にも。食、暮らしに生きる木々。