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芸術村の庭だより「北の大地”奇跡”」

角館武家屋敷!鍼灸術。江戸期”高橋痘庵”。体内に映像には出来ぬ”気”の流れ。心と直結した病。食事と繋がる病。看者の病だけではなく”暮らし”を読み取る。治す仁術。消えた医術。

小劇場庭。ヒロシマ被爆樹の種が親木に。足元に芽生える高山に育つ”シウリザクラ”。関東圏で絶滅に瀕する樹種。親木から4mほどの距離にもヒコバエを出す。

数年前、農家倉庫から頂いた”木臼”。庭の大きな植木鉢。芝桜やイヌサフランを植えた。流れ落ちる芝桜。雨雪に朽ち、最後は大地に戻る。花も木も1つの命”母なる大地”。

総務庭”石楠花しゃくなげ”。プレジデントの名を持つ。時代が移り変わりヨーロッパの国々が先住民に謝る。命は1つ。どんな命も大切にされる時代へ。礼文島を出発。武器よりも命の水を!

カラカラ回る糸車。”深山苧環みやまおだまき”。ホテル縮小庭園山野草。風が運び、虫が運び、鳥が運ぶ。水溜りで水浴びする雀。アイヌのユカラと雀。神の国と人を結ぶ鳥。