芸術村の庭だより「Crystals of Conscience!良心の結晶」
武家屋敷!斜め、お向かい”恵家”(けいけ)さん。江戸、大正、昭和。建築行程が楽しい!レンガのカマド。西洋形式を日本の素材で、日本の調理法行程で道具を創る。燃料は薪。温かい炎。金次郎!(少しでも良くなんねえかと考える)
クローズしたホテル前縮小庭園は初夏の花へ向う。シラネアオイ(白根葵)。美しい紫と金の中心果。土を選び、場所を選ぶ。ここだから咲く。Countless Crystals of Conscience !無数の良心の結晶。
温泉ゆぽぽが出来た年に庭も設計、創られた。近隣の山々、林道に山葵沢。残雪の中に揺れる山野草。ホテルに御泊りの御客様が体験出来る様、樹種を選び植えた。種が広がり組んだ石に開く。ヒトリシズカ(吉野静)。
わらび座大道具前。舞台セットデザイン。”幕末ガール””火の鳥””いつだって青空”。ここは、わらび座歴史ミュージアム!大道具スタッフが庭から移植したアジサイ(墨田の花火)。夏の朝顔カーテン。
染井吉野の幹!60年の樹体を突き破り、新しい根が体から生まれ、古い幹を支える。命の伝承、バトン。100年へ!1000年へ!本物に成る道程。御客様と共に。An Irreplaceable Thing!掛け替えの無いもの。
投稿者:山田みき